むかーしむかし、この惑星ができたばっかりのころ。あるところに一人ぼっちの苗木がおりました。木は不思議なことに意識と知能を持っておりました。
木が生まれてから長い長い長い時がたち、気がつけば苗木は世界の一部を葉で覆い隠すほどの大樹となりました。
ふと、大樹は辺りを見回します。辺りには草原が広がっていますが、皆大樹と意思疎通はできません。
大樹は寂しくなり、ある事を考えました。新しい生物を、自分と同じ存在を生み出せばいいのだと。そして大樹は、二人の生物を生み出しました。
それから長い長い時がたち、大樹が世界樹と呼ばれるようななった頃。十二の星が地上へと降り立つと同時に、歯車は動き始めます。
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