>瑠璃 私は果報者だ。君と居ると、いつもそう感じるよ。(真っ直ぐで温かなその想いに確りと頷き、薄く皺の浮かぶ目元をすぅと細めながら穏やかな笑みを浮かべ)その通りさ――私はいつの日も君の傍に居る、例え君が私を思い出せなくなってもね。(掌を合わせ、互いの体温を分け合うように繋がれた手をそのままに距離の縮まった彼女の体を優しく抱き寄せて)