>瑠璃 少し、蜂蜜を溶かして飲むと良いんだよ。爽やかで甘酸っぱい香りと、優しい甘さ――まるで君の様だ。(擽ったそうにする仕草もまた愛らしく、ひんやりとした空気を纏う彼女の髪を指先でそっと梳かす様に撫でてやり)この色と香りは、君を思い出させてくれる。(手際良く淹れたふたり分の紅茶を手に彼女の傍へ、ティーカップの片方を差し出しながら見詰めて)