創作執事 2017-12-17 11:18:01 |
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(優しげな微笑みと、触れずとも背中に感じる気配に早まる鼓動を押さえるようにぎゅっと胸元で拳を握り「あら、そんなことを思っていたの」とこちらも冗談交じりに睨んでは、くすりと笑みを零し)
そっ……そうね。折角だからあなたにも手伝って貰うわ。
それと、今日の運転はあなたがなさいね。
(「そんなことあなたに言われたくないわ」と言いかけ、それでは先程の二の舞いだと寸でて言葉を変え、それでも眉間に皺が寄るのを見られないようにと、背を向けたまま返事を待たずに部屋を出て)
(自室に戻り一通りの身支度を終え、ふと姿鏡を見れば、拗ねた子供の表情をした少女が映っており「これでは、また子供扱いされてしまうわね」とため息一つ。それでも、久しぶりの二人での外出にふわりとワンピースを翻しながら足早に玄関へと向かい)
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(/はい。ありがとうございます)
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