雪月 2017-12-17 01:01:00 ID:618b4927f |
通報 |
>>雪蘭
…寒さは耐え難いが、冬は色々と綺麗に見える、…気がする。
(小さく呟いた声を聞き逃さず振り向くと、美しく繊細な結晶が目に入る。そっと視線をあげ、空を見上げる彼女の端正で妖艶な顔を盗み見、思わず心の声をもらした。きっと彼女は結晶のことだと勘違いしてくれるだろうとひとりごちれば、自分の足元からいつ朽ち果てたものだろうか、花の茎のようなものを拾って、「見てろ」と言ったと思えばたちまちそこから真紅の花が咲き)
>>燐之
……、…悪かったな、職業柄…悪鬼のことに関しては敏感でなァ。つい疑ってしまう。
(きょとんと傾げられた首元とその純粋無垢を装う表情に怪訝な表情を見せながらも、建前として言葉を並べる。袖の裏の隠れた表情に気づくはずもない、しかし、異様な雰囲気を感じ取り、少し後ずさりし)
トピック検索 |