とあるサーカス団_3l_(再建)

>シイラ

(切れてしまった調味料を郊外の街から購入し終え、コンテナへと帰宅してはまず途中で仕入れた果物を食料庫へ入れていき。その次にキッチンの一角にある棚にずらりと並べられた専用の瓶へ中身を下手に零さぬよう、丁寧に中身を詰め。置き忘れたり、うっかり買わなかった材料は何もない事を頭の中で確認すれば今必要とされる作業を終了させ、扉の取っ手を握り無機質な音を立てながら開いたそれの奥へ進み。部屋へ戻ろうとしたがふとステージを見やるとそこには見慣れたレオタード姿の女性が一人。)
シイラじゃない。何しているの？
(客席へ向けられた視線が気になったらしく、一度だけ止めた脚を再び動かし歩み寄り。)


(/pfの確認と参加許可、ありがとうございます。こちらから絡ませていただきました。開催を今か今かと待ち遠しく思っていたため楽しみです。これからよろしくお願いいたします。)



>all

じゃがいもは入れるとして……お肉はどうしようかなぁ。
(晴れやかな空から降り注ぐ日の光が窓から差し込む中、作業台の上に置かれた種類の違う肉を見つめながら悩んでおり。薄切りのベーコンとウインナー、果たしてどちらを今夜の夕食として出すスープの具にするか考えている最中で。一口に肉とは言っても具材によって風味が異なり。けれども、メインに玉葱を蕩けるほどじっくり煮詰め、じゃがいも入りのオニオンスープに用意された物はそれぞれ片方を加えても尚美味しく仕上がる事を知っており。伏せた瞼は睫毛が小さな影を作り出し、体を動かす度に後ろへ結わえた色素の薄い髪が律儀に連動してはさらりと揺れ。)