xxx 2017-12-05 23:46:58 |
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名前/マリウス
性別/ 男
年齢/ 30代後半
性格/ 計算高く、捻くれ者。相手から受ける好意に対して素直に受け取らず、その裏に潜む相手の欲望や欲求、駆け引きめいたものを探ってしまう。そのくせ、自身は打算的で必要があれば紳士の様に振舞ったり、相手を裏切る事にも心が痛まない。甘い言葉を囁いていたかと思うと、次には辛辣に罵る事も厭わない七変化の役者。その本性は何とも自分勝手で独り善がりな独裁者。元々幼少期は周囲の子供と大差なく優しい少年であったがある事件を境に人格が変貌、軈て殺したがりの死にたがりに。(※詳細は備考参照)
容姿/艶のあるシルバーグレーの髪色、見苦しく無い程度にワックスで髪を整えている。右斜めに前髪を分けており、長めの髪先は耳にかけている。柔らかなウェーブを描く柳眉に、目尻の皺がぱっと見、優しげな風貌に仕立て上げているも、切れ長な目蓋の裏に隠されたブルースカイの瞳は獣の様に荒々しく獰猛さを潜めている。前髪に隠れて普段は見えないが右の額、髪の生え際近くに刀疵が。体格は筋肉でガッシリとしており身長185cmの大柄。スリーピーススーツを着用。スーツの袖に重ねボタン、本切羽になっている。裾の下からはシャツに袖に装飾されたカフリンクスがのぞく。スーツの背広に隠され見えないがヒップホルスターに拳銃を隠し持つ。
備考/平々凡々な両親の元、生を得て其れなりの人生を歩む。転機は20代、最愛の人と巡り合い一人の子供に恵まれる。出産の際に妻が命を落とし自暴自棄になるも残された子供の存在に救われる。軈て子供が3歳の時に治療困難な病気を発症、高額な治療費を払う為、危険な仕事へと手を出し始める。そんな中、親身になってくれた上司に勧められ高度医療センターへ子供を転院させる。その頃より仕事は忙しさを増し中々子供に会えずじまい。だが時折上司より届けて貰える子供からの手紙に心励まされながらも仕事に邁進する事数年。急遽取れた長期休暇を機に見舞いに行った先は蛻の殻。突き詰めた真相は、我が子がもっていた珍しい金眼欲しさに大金を積んだある政治家とその金に釣られ手を掛けた上司の存在。子供は既に亡くなっており、今迄治療費の為に稼いだ金は上司の遊び金に、届けられていた手紙は別の子供が書いたものであったという真実。憎悪と悲しみに焼かれ復讐の鬼と化すも、心の何処かでは死ぬ事で安寧の救いを求めている。
ロルテ/ (子供が巻き込まれてしまった悲壮な事件から今日で漸く10年。否、未だ10年しか経っていない。脳裏に焦げ付いた殺意は無くなるどころか一層の狂気を孕んで燃え上がる。ザリッ──、革靴の下で擦れる砂の音が、懐古から己を現在へと引き戻して。饐えた臭いが鼻に付く裏路地、真っ直ぐ見据えた袋小路になった先に、震え上がる男の影が一つ。数年前まではぶくぶくと醜く脂肪で膨れ上がっていた肢体は、可哀想な程に痩せ細り、憐れみを誘う様に細い頼りなげな肩が震えている。クッ、嘲る様な笑いが喉を通り過ぎ、次には静寂を切り裂く様に狂った様な笑い声が上がる。頭の中で何度も鳴り響く警報はシャットアウト、既に慣れてしまった仕草で取り出した拳銃を右手で構え、セイフティを外し何の躊躇もなくトリガーを引いた。その場に乾いた音が数発。硝煙が風に掻き消され、冷風が頬を打つ。既に息を引き取った肉の塊に冷めた一瞥を送り、宛てもなく踵を返す。)
…くそ野郎。何が神様だ、信仰だ。救いなんざ、ハナっから期待してねェよ。
(長年追い続け、漸く仕留めた獲物。己の中の悪は屠った筈、だが晴れることの無い心が泥水の様に淀みを沈澱させ、昇華されることは無い。最早、あの子は戻って来ぬのだ。その事実が己を恐怖させる。疲れ果てた体に麻痺した心。持て余す己の存在にそろそろ別れを告げても良い筈だ。衝動のままに乗り物を乗り継ぎ着いた場所は、陳腐なまでの手作りの墓場。その前で片膝つき、そっと愛でる様にその下に本来ならば眠っている存在を想い、目蓋を伏せる。持ち上げた利き手には慣れ親しんだ重量、コツリと冷たい感触を己の顳顬に押し当てて。闇のかいなに抱かれるよう、その場に乾いた音が一つ響いた──)
(/初めまして。独特な世界観に惹き込まれてしまい、恐れ多くもPFを提出させていただきたく…!不備や相性等、諸々確認をお願い致します。)
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