xxx 2017-12-05 23:46:58 |
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(湿った空気が体を包む。確かに右手はトリガー引き、響く発砲音を耳にした後、意識は闇へと沈んだ筈。だが、革靴の裏に硬いコンクリートの感触を感じる。覚醒を促す様に微かに目蓋は蠢き、青い双眸を露わにする。視界に広がるのは陰鬱とした深い霧に、その奥、薄っすらと影を漂わせる威圧的な鉄製の門と古い洋館らしき姿。死んでなお纏わりつく負の連鎖に「糞ったれ」と品のない言葉が出る。周囲に花が咲き誇っているのか、姿を鮮明には見れぬものの、漂う甘い芳香に胸糞悪さを感じ、つい眉間には深い皺が寄って。振り払う様にカツリカツリと音を立て、歩く方向はポーチのある玄関へ。その途中、朽ちかけた噴水や石像、放置されたままの遊具を見つけ、ヒヤリと背筋に冷たいナニかが走る。此処には誰も居ないかもしれない。若しくは最初から己一人だけの閉じ込められた死後の世界か。らしくない考えに自嘲じみた笑みを吐き捨てる。何方でも構わないではないか、'彼奴ら'が居ないのであれば。やや強引に思考を纏め、着いた玄関先、目に付いたノッカーを打ち付け訪問を知らせる。待つほども無く開いた先、垣間見た相手はやけに黒目が印象に残る10代半ば頃の青年。瞬間、世を渡るために身に付けた好青年らしい笑みを顔に貼り付け、声音ばかりは爽やかに現在の状況を打破すべく問い掛けを。)
…すまない、迷子になってしまった様で。良ければ此処の場所を教えていただけないだろうか?
>12
お答え感謝する。アドバイスに則って、初回顔合わせの場面を提出させてもらった。
ロルの長さや不備があれば始めに教えて欲しい。
ではその他問題がなければ、これから宜しく頼む。
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