Carol. 2017-11-27 20:47:13 |
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「ねえねえ、そのねがい、わたしが叶えてあげようか?
あなたはここで、ずっと夢をかなえるの。」
それは誰かが語りだした、願いを叶えるようせいの噂。
絶望に堕ちた彼らはその奇跡のようせいにすべてを託した。
▷『 せかい 』
ここは箱庭。可愛らしい小さな街…といっても王様が住む城やベルのある大きな教会、無数の本が並ぶ図書館など建物は多い。街の外は見えるものの存在せず、逃げようと走ってもいつの間にか街の中に戻っている。
綺麗な空は見えるが、天気が変わることはない。朝、昼、晩といった時間で空が変わるだけ。
願いを叶えてくれるようせい。体長15cm程の小さな少女の姿をしている。強い願いを持った人の前にのみ現れ願いを叶えてくれるというが、その妖精に会った者は箱庭に連れて行かれるが、現実では行方不明となっている。
▷『 けいやく 』
ようせいによって箱庭に連れてこられた人間と人外がお互いの血を飲むことで命を繋ぐ儀式。一目ぼれ、単なる利害の一致、契約する理由は様々。
箱庭に来て7日以内に契約しないと「かわいそうな人」として妖精に命を奪われてしまう。
▷『 ゲーム 』
箱庭で開催されている願いをかなえる為のゲーム。
生き残った1組のみ、世界のすべてが手に入るという。それはどんな願いも叶えられる、2人だけの理想の世界。
ただし、ゲーム内で片割れが死ぬとその契約相手も死ぬ。ゲームの途中棄権は禁止。最後に生き残った者のみが願いをかなえる事が出来る。
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