（　Keep out ！　）_〆

…手前から離れるのもこりゃ骨が折れそうだな。仕方ねーから大人しく捕まっといてやるよ。見かけより寂しがり屋の御前の為に。…悪かったなァ世間の恋事情に疎くて。顔さえ良けりゃ何してもサマになんだろ。（　巻き付けられた腕抓り　）


相手にもよるけど。御前みたいに情緒にも節操にも欠ける男にはそういう気遣いなんて必要ねえだろ。だからこそ居心地が良いんだけどさ、御前と居ると。（　手離し、ぽつりと　）なっ…ンな事一言も言ってねえ。勝手に連発して勝手に自滅すれば良い。つか自滅しろ。世間に白い目で見られても、俺だけは手前のことを最後まで嗤ってやるからよ。（　にや　）俺はだな、可愛い後輩の為を想って助言をくれてやっただけだ。其れを素直に聞き入れねえ点では手前もまだまだ反抗期のお子様だなァ。──はっ…？口説き方だと？…確実に落とす方法なんてものは無ェよ。人の数だけ千差万別の好みがあるんだから、相手に合った攻め方を模索していかねえと。（　後輩の尻を揉み続けながら相手の皮肉にマジレスする恥ずかしい大人の図　）おい待て其れの何処が公平なんだ。奉仕さすんならせめて人間相手に奉仕させろよなァ…（　拳震わせ怒りに耐えながらもソファから降りて床に膝着いた　／　▽律儀　）…ヤンデレか手前は。だったら其の言葉が嘘じゃないかどうか、手前の大事にしてるモン全部奪って気持ちを試させて貰う。俺なら、そうする。(　眼鏡をそっと取り上げ不敵に笑み　）──っ、急に色っぽい反応するんじゃねえよ。もっと酷くされてェのか。（　獣じみた色欲瞳に内包し、相手の手首掴んで壁に押し付け　）ほう、相当な自信があるんだな。じゃあやってみろよ、俺を思い通りに動かしてみろ。……返せ煙草。（　ガン飛ばし　）