霧島堂店主 2017-11-06 12:01:47 |
通報 |
>雪路
――やむを得ず、だ。(服を引く彼の手に小さく眉を上げたが、彼の言葉にふっと窓に映った自分の姿に目を遣り。人間と見た目は同じようなもの、と言う言葉は確かにその通りで、実際のところ不便な要素もありはするが今の姿を気に入っている部分もあり、ふいと顔を背けながらそう呟いて。それからふと何か思い出したように口を開くと「そうだ、今日はお前にひとつ聞きたい事があったのだ。」と切り出し)
>霧島
見ろ!この寸分の狂いも無く均等に切り分けられたこれを!(真剣そのものと言った様子でシフォンケーキにナイフを入れていたのだが、一体いつから彼の気配に気がついていたのか、突如勢い良くそちらを振り返ったかと思うと皿の上で確かに言葉の通り完璧に切り分けられたシフォンケーキを見せつけるように皿を差し出して)
>六花
…お前には糖分よりも先に教養の方が必要だ、せめて十まで正確に数えられるようになれ。(近づいてきた彼女の声に気づいて振り返ると、はあ、と溜息混じりに少々大袈裟な仕草で肩を竦めて。ナイフを入れるべき場所に薄く跡をつけたケーキの表面を見せると「1,2,3,4,5,6…分かるな、答えは6だ。」と改めて数を数えてみせ)
トピック検索 |