Canopus【劇団／3L】

✧ 舞台設定 ✧

舞台は19世紀後半、栄華極めしヴィクトリア朝英国。18世紀後半に始まった産業革命によって世界でいち早く工業化を果たし、議会制民主主義を確立して自由主義に基づく政策を推進。着々と国力を高め、瞬く間に世界中へその版図を拡げてゆき、世界の盟主たる「大英帝国」は華々しき黄金時代を迎えていた。後に七つの海を制覇し、永遠の帝国を築いたヴィクトリア朝の繁栄──燦爛たる時代の只中に、人は夢を描き、富と名声を追い求めた。
そんな夢追い人の群れの中に、未だ名もなきツアー劇団の一座があった。国都ロンドンを拠点として遍くイングランドじゅうを駆け巡り、あらゆる人々に演劇を運ぶ旅人たち。彼らの姿はさながら、奥深く静寂に包まれる冬の夜に、天と地の狭間へ昇る、あの星のようであった。

───アルゴ船の竜骨に煌めく一等星、
　　　　　　　その名は「カノープス」。


✦ツアー劇団
19世紀後半から20世紀後半にかけてイギリス全国で活躍した劇団の形態。当時国内で発展していた鉄道を移動手段として駆使することで、地理的に広い範囲で公演を行うことが可能となった。

✦劇団「カノープス」
架空のツアー劇団。国内外で人気の高いシェイクスピア作品を中心に、古典演劇からオリジナル演劇まで、様々な演目を上演。未だ無名で規模が小さく、劇団の運営から舞台演出、設営なども全て役者たちが兼任して行っている。


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開場のお時間まで、暫らくお待ち下さい。
（ ＞02 - ＞04 レス禁止 ）