Canopus【劇団／3L】

【名前】Lionel Barnett
　　　　ライオネル・バーネット
【性別】男
【年齢】25歳

【容姿】
髪は宛ら冬の斜陽のごとく、もえるような赤毛。真絹のようにやわらかで、ゆるく波状の癖と跳ねっ毛有り。やや長く瞼にかかる前髪を中央で分け、襟足は後ろ首ですっきりと刈り上げている。明るい髪色に反して、大きな瞳が持つ虹彩は氷の裂け目を思わせる冷たいアイスグリーン。西洋人らしく優れて白い、しかし脆弱な皮膚は鼻柱の周囲に薄らと雀斑をつくり、薄い唇の下には小さなほくろが一つ。柔和な人好きのする面立ちでありながら、凛とした姿勢や立ち振る舞いには貴族的な気品があり、どこか聡明な静謐の気配さえ感じさせる。身丈176cm、適度に筋肉の乗った、細くしなやかな身体つき。高い立て襟のシャツに蝶結びのネクタイ、ズボンは明るい色の物を好んで着用し、外套は膝丈ダブルブレストのフロックコートが定番。

【性格】
翳りのない快闊で素直な性格であり、感情の起伏が穏やか。誰に対しても分け隔てなく敬意と思いやりをもって接し、社交性に長けにこやかで物腰が柔らかく、寛容な心と丸い神経の持ち主。飾り気がなく純朴な気質ながら、気の勝った負けず嫌いな性分でもある。殊に演劇に関しては人一倍向上心が高く、倦まずたゆまず真摯な姿勢で日夜練習に奮励し、努力を怠ることはない。劇団全体を取り纏める座長という立場であるため、元より真面目な性格も相俟ってか常に強い責任感に満ち、それ故に一人で仕事を抱え込みすぎるなど頼り下手で融通の利かないところがある。他者に優しいだけ自己には厳しく、万事にあたって柔軟そうに見えるものの、自分自身に関するところでは不器用な部分が多い人物。

【配役】
『ハムレット』…ハムレット
『お気に召すまま』…オーランドー
『ヴェニスの商人』…アントーニオ

【備考】
元座長の一人息子にして現座長。上層中流階級出身。父の後を継ぎ、劇団の名を英国中に知れ渡すことを目標に日々精進中。演者としての仕事の他に、上演スケジュールや人事、経費の管理など、劇団の運営・団員全体の指揮を請け負う。
父・アンドレアスは５年前に劇団カノープスを設立し、後３年間座長を務めたが、２年前に不慮の事故で亡き人となった。また、幼い頃に母親も亡くしている。
ソーホー在住。自宅に隣接する形で、劇団の拠点である小劇場「アルゴ座」を構えている。練習で夜遅くまで劇場に残ったり、近隣のパブで酔い潰れた劇団員が自宅に宿泊していくことは日常茶飯事だとか。


✦ソーホー（Soho）
ロンドンのシティ・オブ・ウェストミンスターにある一地区。ウエスト・エンドの一画をなす。19世紀半ば頃までに多くの上流階級の家庭が転出していき、以降小規模の劇場や音楽ホールなどが転入していた。


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大変長らくお待たせ致しました。
これより開場と致します。
（ ＞05 - レス解禁 ）

※一回目のPF審査・受理はトピ主の私事情につき、６日（月）の夜頃となります。ご質問等には優先的に対応させて頂きますが、回答は５日（日）の深夜帯、または６日（月）夕方以降のいずれかとなることを、予めご了承下さいませ。