【再建】退路は暗闇の中【黒本丸】

>飯島センパイ

やだ物騒ー。…落ち合ったとして素直に食料引き渡しますー？それも新発売のものを。普通自分で食べるような。

( 概ね冗談とは取れないジョークをケラケラと笑い飛ばしては、まるで無かったことのように仕事に戻り。人も心配だがまず我が身恋しいものだろう、と思えばえぇ、と訝しげに唇尖らせ。何にせよ、命を落とす者が居ないと良いが、と杞憂を抱えて次の部屋へと注意深く進み、襖に耳を寄せ聞き耳を立てて。 )


>へし切長谷部様

…主様は隠れんぼが御上手なようですけど。

( 相手に続いて本丸へ入ると、返事が無く無限の闇の様に感じる本丸に、皮肉とも言えない感想が苦笑と共に漏れ出て。｢ まぁ構いません、他の刀剣男士様に御命が脅かされる前に此方が見つけちゃえばいいんです。いけるいける。 ｣とへらへら続ければ、ふとした疑問が頭を過ぎり。これは言うべきか否か、言ったら失礼に値するだろうか。そう心を揺らしつつもまだ決められずに息をのみ、荒れ果てた屋内へ目を移し。 )


>赤坂様

畏まりました、詳しいお話は其方ですねー。

( 相手の性分を理解し、成程と頷くと人差し指を立ててにへらと笑い。また彼方此方へと視線を移せば、好奇心が勝ったか屋根を凝視して、｢ 屋根裏って、入ったことないんですよねー。 ｣とチラチラ相手を見て。然し皮肉めいた相手の冗談に一瞬目を見開き、笑顔を崩せば｢ 帰還後上司に言っておきます。私のクビ飛びそうですねー。 ｣なんて、また直ぐに何時もの調子に戻ったかのように口角上げ、行きましょうと最後に付け加え。 )