支配人 2017-10-24 18:36:25 |
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ーーーーこれは、支配人の在籍中の頃の書類?
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【氏名】
三日月 雅宗
(旧姓は黒崎 雅宗)
【読み】
ミカヅキ マサムネ
【年齢】
現23歳。
【性格】
表向きは丁寧であり紳士然とした青年。準備の整わないことが嫌いで有り、「宿題を慌てて前日に駆け込んでやるタイプ」が嫌いとのこと。常に柔らかく微笑んでおり穏やかな口調で会話を進めてくる物の、根は案外とブラックかつ口も悪い面もちらほら。時に厳しく時に甘やかし、他のどんな物よりも福音の家の子供達を大切に愛して止まない。根は案外と面倒くさがり屋な一面もあるようで、言及するならば「前もって宿題は片付ける。慌てて前日に駆け込んでやるくらいならいっそのことサボってしまえ、どうせ頭に叩き込まれてなんかない」タイプ。 意外と荒い一面もあるのです。趣味は子供たちの世話、音楽鑑賞、絵画を描く、料理、お菓子作りと大人びているが……?
【容姿】
漆黒の髪を肩までストレートに伸ばし、緩めに左耳の下で支配人の証でもある金色のリボンを結わえている。肌の色は白。灰色と黒の縦のストライプのシャツに黒ネクタイに黒ベスト、黒のスキニー姿でポケットには常に純銀の懐中時計と銀色の副支配人へ与える為のリボンが入っている。目つきは鋭いながらも睨むような鋭さではなく切れ長な感じ。目の色もメラニンが多いのか真っ黒。
【経路】
8年前の十五歳の時から既に副支配人としての銀色のリボンを受け、そこから若くして二十歳の3年前に支配人に任命された執事。今でこそ大人しく物腰穏やか(黒々しいが)だが、その幼少期はまさに野生児。借金まみれの暴力父に色恋に溺れ育児放棄を重ねた母と母の連れてきた男たちに相当な目にあってきたらしく、孤児院に入った八歳の頃には言葉さえも危うく、狼か何かのようにうなり声を上げて他の子や施設の職員へ暴力を振るって身を守ろうとしていた。その際の福音の家の支配人が様子を見に訪れた際に撫でようとした手をぶたれると勘違いして払ってしまう。震えて暴れる彼へ抱擁し、宥めた前支配人にのみ懐き色々なことを教わり付いてきた背景有り。穏やかで易しかった前支配人への憧れから同じように髪を伸ばし、リボンを結わえ、物腰を穏やかに、執事としての腕を磨き凄まじい早さで成長。
雅宗、と言う名前はからすともよめる雅という字を捩った蔑称だった。それを打ち消すかのように前支配人が、お前は私の子だ。こうすれば月を褒めるいい名だろうと苗字を貰った。(里子に入った。)
前支配人がしてくれたようにと思うほどに、子供達の気持ちも分かることから子どもたちへ甘くなる。
【備考】
前支配人は2年前に逝去。
享年四十三。
病死だったと言われている。
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