??? 2017-10-17 22:40:07 |
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>イヴ
まあ、仮に本当に売れ行きが悪くなったとしても心配することはない。必ず俺が守ってみせよう、この『家族』を。どんな手を使っても、な。
(騙していた事を起こるわけでもなく、あっさりと安堵を見せる相手に少し拍子抜けして。それほどまでに今の『家族』が相手にとって大切なものであるのだと感じるが、自覚が無いだけかそもそもそんな感情がないのか、自分にはあまりピンとくるものはなく。と考えつつも、緩んだ笑顔を見せる相手にこちらも笑顔を返すと、包まれていた手をそっと解放させるとそのまま相手の頭へと乗せぽんぽんと優しく撫で。視線を誰もいなくともライトに照らされているステージへと向けると、ここまで大袈裟に話を繰り広げてきたが、本当に売れ行きが危うくなればどんな手を使っても必ず己がどうにかしてみせると豪語すると、自信たっぷりの笑みを相手へ見せて。)
>ブラックシルバー
ブラックシルバー、いくらお前でもそれは感心しないぞ?
(何やら目の音がするとそちらへ足を向けると、どうやら我が幼馴染が悪戯を仕掛けたようで。きっと足音で気付いているだろうとなんの前触れもなく現れては、相手から然程遠くもなく近くもない距離からやれやれと呆れた様な声色で声をかけて。自分の過去を知る男。あの時彼を一緒にしなかったのは利害の一致かこの時のためか、それともあの時既に情というものが芽生えていたのか。本性を知っていながら着いてきた相手に、なかなかの腐れ縁だと懐かしむような視線で相手の手で遊ばれるナイフを見ては、くすりと一息笑い。)
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