2017-10-09 20:37:53 |
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【 サイマティクススキャン 】
某猟奇的深夜アニメで使われていたものをイメージ。AI搭載のサイマティクススキャンは人間の体温や大まかな感情を心拍や人物の様子から読み取ってデータ化する。これによって簡単な診断が出来る為、会社や病院に導入されている。
人体に無害の赤外線によって読み取っているが、細やかなデータ化は未だ未実装。綻びも多く、時折不具合も生じている様子。あくまでも大まかな感情、身体的状況を読み取るのみの為、医療の現場では医師の判断、そして医療機器の結果も必ず併用している。
【 ゲート 】
中央都市の壁、東西南北4箇所に設置された高さ10m程の門。中央都市で出たゴミを暗黒街に捨てに行く為に設けられた。物理的なちり紙や紙屑、埃といったゴミのことでは無く、昔の名残である紙の本や服などの方を意味している。つまりは未だ使い道のあるゴミ、といったところ。
中央都市には必要が無いと判断されたものであり、人間も該当する。政府に反する者として判断された人物の中で、更生の余地が無いとされた者は暗黒街へ、幾許か軽いものであれば地下都市へと送られる。
尚、中央都市と地下都市の行き来は不可能であり、政府の中でもその任務を請け負っている者が出入り出来る。
>2で書かれた地下都市の人間が行き来した件については、出入りする政府の人間の車に忍び込んでいたからである。通常であれば見付かる可能性が高いが、その日は清掃用ロボットを積んだトラックだった為に隠れることが出来たらしい。
【 黄泉道/蜘蛛の糸 】
左記はヨミジと読む暗黒街と地下都市を結ぶ一本道。地下都市から暗黒街へは地獄への始まりということから黄泉道、暗黒街から地下都市へは幾許か悪環境から救われることから蜘蛛の糸と呼ばれている。
此処以外に地下都市と暗黒街を行き来する道は無く、一部分だが、車2台がギリギリすれ違う程度の道の両脇は切り立った崖になっている。迂回する道も無いが、中央都市から地下都市、地下都市から暗黒街への地下には下水道があり、下水道から出入りすることも出来る。但し、下水道はイメージの通り衛生環境は最悪であることから、出入りする勇気のある者は少ない。
又、一本道を歩く姿を政府の人間に見付かった場合、強制的に暗黒街へ連れ戻されるか最悪殺されてしまう。政府の人間達も頻繁に行き来している事から、見付かる可能性も高い。尚、中央都市から好き好んで暗黒街に行く者は居ない様子。
【 Administration Chip / 補足 】
ACを埋め込まれているのは20年前完成した際に、中央都市に住んでいた者達のみ。交付された日よりも前に地下都市、暗黒街に居た者にはACが埋め込まれていない。
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