2017-10-09 20:37:53 |
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【 世界観 】
近未来的な日本の都市=中央都市。携帯電話は腕時計型になり、ボタンを押すと半透明のホログラムの様な画面が浮かび上がる。勿論、その画面はタッチパネル式で機能も充実しており、中央都市の人間であれば誰もが持っている。街を清掃してくれるAI搭載のロボットなども存在。車は遠隔操作によって弄る事が出来、政府に導入されている自動車は全てその仕様。
その反面、政府の人間が持つハンドガンは現代日本と変わらない見た目、性能で全てが近未来的かと言われればそうでも無い。情報化社会となり紙の本や新聞、雑誌は消えてしまったが、文通として手紙の遣り取りをする事も稀ながらある。食事面も現代と変わらず、主食は米やパン、麺類。欧米化に伴い増えたジャンクフードは栄養面により減ってはいるものの、塩分や脂質を管理したジャンクフードはある。仕事で使われる電子機器の類は全て上記のものとなっており、平面の凹凸のないキーボードが特徴。現代で言うスマートフォンの様なタッチパネルもあるが、連絡手段として用いられる電子機器はホログラム式のものが多い。
【 医療制度 】
無痛治療を主体に進んだ医療は術後の痛みを感じない手術の他、薬においての副作用も大幅に減っている。但し、その医療制度は中央都市の病院に限る様で、地下都市の医療は現代と変わらない。但し、中央都市に比べれば割高である。中央都市には看護師の減少に伴いAI搭載の介護、看護用アンドロイドが多数配置されており、サイマティクススキャンと呼ばれる機能を搭載。人体に無害の赤外線で大まかな感情、脈拍、身体の異常などを読み取り電子カルテに記録する。又、様々な場面への対応が出来る為、患者のアフターケアなども充実している。人型だが500kgまで耐えられるとか。※喩えるならば歌うアンドロイドを想像。
【 教育制度 】
子供には最高の教育を。をモットーにしているが、現代日本の教育と大差は無い。幼稚園から大学、大学院まであり、それぞれの学年も今現在と同じく小学生なら6年間、中高なら3年間ずつ、といった所。然し、ノートでは無くタッチパネル式の電子機器に板書をし、その打ち込んだノートの正確さによって成績が付けられる。その生徒の年齢を問わず優秀であれば飛び級も存在し、極端に言えば6歳で高校生となれる場合も。その人間の能力が重視されている為、人間性までもが育てられるかと言われれば難しいところである。
クラス分けはそれぞれ特進クラス、準特進クラス、普通クラス、要補助クラスとなっており、特進クラスに入れるのは2歳と4歳、2つの知能判定で最高判定を叩き出した者のみ。準特進クラスはどちらかで最高判定を、普通クラスは何か一つに秀でていると判断された者、又は普通判定を出した者。要補助クラスは知能判定で何らかの補助が必要(障害などは関係無く、普通クラスの授業に着いていけない者や成績が悪いと予測された者など)とされた者である。
稀に知能判定で要補助クラスに入った者でも、後々才能を発揮する者も居て、それが優秀であれば準特進クラスや普通クラスに移動することも出来る。
更に、特進クラスの生徒は将来有望とされている為、潤沢した生活を約束される為、大人は躍起になって子供を特進クラスに入れようとする場合もある。
【 職業面 】
職業も至って現代日本と変わらないが、パソコンは全てタッチパネル式の端末で情報は全てデータ化。毎朝ACとサイマティクススキャンによる精神面、身体面の測定が行われる。微かな体調不良でも医務室や自宅療養を勧められるが、その分の給料は一日につき半額貰える制度が存在し、これは母子家庭や何らかの障害問わずに貰える。但し虚偽の申告はサイマティクススキャンにより不可能とされ、もしも体調不良を偽った場合は政府に反するものだと判断。何度も同様の行為を行った場合、都落ちと呼ばれる排他的制度により地下都市に送られることとなる。
福利厚生がしっかりとしており、大抵の会社は9時から17時まで、休憩も1時間取られている。
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