主 2017-10-07 22:08:06 ID:59bb33a7e |
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ストーリー
神歴…130年、年号が変わっても、文化水準や科学技術が日進月歩進化し続けても世界に住む人類は不毛な言い争いと小競り合いを続けていた。しかし、ある時北米大陸に西海岸沖の洋上から一体の全長約50mの人型の異形の生物達が現れた。米国政府は直ちに非常事態宣言を出し国民の全避難と陸、海、空軍全軍に出動要請し、その同盟国も参加した『西海岸沖戦争』が起きた。物量と兵器で勝る人類はこの異形の生物を二日掛かりの総力戦で倒し、この倒した異形の生物の研究しようと回収を試みたが、遺体に触れた直後に霧散し跡形も無くなった。国連はこの異形の生物が日本や中国の生体兵器だと疑いを持ったが日本と中国は国連の査察を受け入れ、情報を全て開示し、あのような異形の生物を開発出来るような施設は無かった。人類は西海岸で起きた戦争を忘れ平和になったが、その数ヶ月後にまた人の異形の生物が全長約6mの四足歩行の獣型の軍勢を引き連れ西海岸に上陸、軍が到着するまでの間に数万人以上の犠牲者を出した。前の戦争で通常兵器や火器が効くだろうと軍はタカを括っていたが異形の生物の軍団は兵器類に耐性を持ってしまい、米国政府は止むを得ず核兵器を使い西海岸は崩壊した。直撃を受けた異形の生物は倒れたが、これが仇となったのか西海岸を起点とし夜よりも更に暗く不気味な紅い色で構成され、そこから同じように異形の生物が現れたとして日本の学者は古来から伝わる伝承として異形の生物を『荒鬼神』、その世界を『鬼獄界』と呼んだ。『鬼獄界』は一日に数百kmの速さで人類の住む地を脅かしていた。通常兵器も効かず犠牲者も増える一方で米国は元より国連も互解し北米大陸と南米大陸、そして、欧州と南アフリカを侵食し人類はこれが滅び日として諦めていた。しかし、チベット地方で蒼白の鉱石と薄紅色の鉱石が発見され、研究の結果これらの鉱石は人類にとって最大の発見と同時に反撃の機会を与えるものでもあった。そして人類はまだ『鬼獄界』の侵食が進んでいない北極と南極に部隊を派遣し蒼白の鉱石を北極と南極に置くと蒼白の光が世界を照らし、そこを起点とし北極と南極は結界で誰も立ち入れなくなり丁度世界の中心にした結界が張られようやく人類に活路が見出されこの蒼白の鉱石を日本の陰陽道になぞられ『陰陽鉱石』と呼んだ。そしてもう一つの薄紅色の鉱石は荒鬼神にとって対抗策となる事として、鉱石…後に『緋魂石』と呼ばれ人類の英知、そして培った技術を結集させて対荒鬼神用武器『禍憑祓い』を誕生させ、互解した国連に代わりその武器を持ったエキスパートを最前線の街に駐留させ荒鬼神と戦いを始めた。それと同時期に産まれた子供の頭に小さく曲がった角が生え、瞳の色は深紅の子供『悪鬼羅刹の子供達』とも『荒鬼神の子供達』と呼ばれ、親に捨てられたうえに迫害され名も無き草を食べ泥水を啜りながら生きていた。やがて『悪鬼羅刹の子供達』の驚異的な能力に目を付けた人類はこの子供達と『禍憑祓い』を持ったエキスパートとペアを組ませ荒鬼神との戦いに巻き込んでいった。荒鬼神、人類、そして子供達の戦いの果てに人類は何を見るのだろうか
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