伊達組沼住民 2017-10-05 22:11:52 |
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【光忠】
(彼の言葉に同意するようにこくりと一つ頷いては、御手杵さんが手にしている杖達を一瞥した後、静かに目を閉じる。意識を集中させれば周りの音が一時的に遠ざかっていき、代わりに獣の耳が捉えたのは無機物の『声』。自分が幼い頃から備わっていたこの力は、ルシェだけが持つ特異能力だという。人の言葉を話せない動物から、言葉自体を持たぬ無機物まで、あらゆる『声』を聞き取る事の出来る力。姿無きドラゴンの発する『声』をも捉え、彼を救う事が出来たこの力は、唯一自分が誇れるモノでもある。杖達の『声』を聞き分け、想いを受け止め、その上で自分が手にして振るうのに相応しい武器を定める。時間にして数十秒程度の後、再び静かに目を開けては、御手杵さんが持つ杖の一つを受け取って)…『この子』にします。多分、『この子』が一番僕に合ってると、思います
【結城御手杵】
(杖を一通り眺めた後に目を閉じた時は何をしているのだろうと思ったが、下手に声を掛けて邪魔をしてはならないと思わせるような、妙に清廉で真剣な姿につい黙り込んでしまった。意外にもさほど時間はかからなかったようで、閉じられた瞳が再び開かれ、一切の迷い無く一振りの杖を時分の手から受け取っては、これに決めたのだと宣言する。何故か杖に対して人に使うような呼び方をしている事に首を傾げるも、決められたのならそれでいいか、と脳天気に受け流して)結構迷うかなって思ったけど、案外あっさり決まったなぁ。それじゃあ、今からそいつはあんたのものだ。あんた専用の武器が出来上がるまで、そいつがあんたの相棒だな
(/分かりました、初任務ドキドキしますね…!
いえいえ、気にしないでください。流れ的にどうしても短くなったり、あるいは長くなったりするのはよくあることですよ!)
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