伊達組沼住民 2017-10-05 22:11:52 |
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【光忠】
(蜻蛉切さんの驚き混じりの問いかけ、御手杵さんの心配そうな言葉、日本号さんの意外だという呟き。そのどれもが正しくその通りだと言わざるを得ない事は、自分が誰よりも分かっていた。武器を扱う部署なのだから、ドラゴンと戦う対竜戦闘班の事はとても詳しく知っているのだろう。だから、彼らの言っている事も全て事実に違いない。けれど、それでも戦いたい。ちゃんとこの手で守りたい。そしてなにより、憧れる彼のようになりたかったから。ちらりと一度だけ彼の方に視線をやっていると、日本号さんから問いかけされて慌てて視線を鍛冶作成班の彼らへと戻して)あ、え、えっと、僕はその、魔法が使えるみたいで…だから、後衛だと思います…?
【結城御手杵】
(まあ、他人がなんだかんだ言った所で結局は本人の意思次第だ。せめて早死にしないよう、自分の身を守れるような立派な武器を与えてやらなければならない。それこそがまさしく自分達が光忠に対して出来る最大限の助力だろうと考えては、日本号からの問いかけに答える光忠の言葉を耳にし、大倶利伽羅の刀を蜻蛉切に手渡してから奥にある武器庫の方へ向かう。鍵を外して中に入り、目的の物を一通り物色しては何個か持ち出し、よく見えるように掲げて見せて)魔法っていうと、この機関での言い方だと超能力…つまりはサイキックみたいなもんだろ?だったらお薦めは杖だな。力を溜め込んだり、放出したりする為の媒介みたいなもんだ。サイキック系の能力者は目覚めたばかりだと力も安定しないし、こういう媒介を通して発動させた方が安全で暴発もしにくい。本来ならあんたに合った武器を作るんだけどさ、その為にはまずあんた自身の事を知らなきゃ始まらない。とりあえず武器庫にある杖を一通り持ってきたから、お試しで一つ持っていってくれよ。それで、使った感想を俺らに聞かせてくれ。そうすりゃ、この世に一つの最高の武器を作ってやるよ。な、日本号!蜻蛉切!
(/了解しました!では光忠の武器は杖にしてみようと思います。とりあえずはお試しで量産の杖を一本持っていって、指令をこなした後に改めて武器を作ってもらう流れにしてみました!
蜻蛉切さんの名前の件も了解です、うっかりはよくあることなのでお気になさらず…!)
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