✧ Fantasma Fantasia　─亡霊幻想曲─ ✧【3L】

※上記「騎士」は「王族の者」の誤りです！

制限枠は【魔王】【魔法使い】【魔獣】【王族】【勇者】の５分類１２枠。


✧【血の魔王】（性別自由）
西極に居城を構える、別名「破壊の魔王」。炎や水など、周囲にある自然の物質や現象を己の武器へと変える能力を持つ魔王。「殺戮を愛する狂者」がこの魔王となる資格を得る。とにかく『武器』を駆使しての自らによる破壊を好み、魔王たちのなかでも最凶レベルの戦闘力を誇るが、魔力の保有量が生来少ないため、闇の魔王に勝つことができない。生来快楽殺人を好んでいた者、死んでも死にきれないほどの復讐の念を持つ者などがこの魔王になるという。

✧【死の魔王】（性別自由）
東極に居城を構える、別名「滅びの魔王」。闇の魔王をも殺し得る強い毒をつくりだす能力を持つ魔王。「死を与えたい狂者」がこの魔王となる資格を得る。自らの魔力が自在につくりだす『毒』によって滅びを引き起こすが、純粋な戦闘力そのものは魔王たちの中で最も低いため、血の魔王との遭遇を避ける。貧しさのために医者を呼べず病床の恋人を亡くした者、不治の病に絶望した末、ならばいっそ世界を道連れにと考えた者などがこの魔王になるという。

✧【闇の魔王】（性別自由）
北極に居城を構える、別名「終焉の魔王」。世界に闇をもたらす能力を持つ魔王。「闇の中で生きたい狂者」がこの魔王となる資格を得る。魔王たちの中で最も膨大な魔力を秘めていながら、魔獣が好む普通の『闇』の他に、魔力を吸いとる『魔の闇』を生み出せるため、他の魔王に恐れられるが、それ単体は魔力の生み出した「結果」である死の魔王の毒には勝てない。孤独な闇の中で静かに生きたいと願った者、魔力そのものを憎悪する者などがこの魔王になるという。


✧【闇の大魔法使い】（男）
かつては世界中で名を知られるほどの偉大な魔法使いだったものの、何かが理由で、祖国アルデバランで犯罪者の地位に堕とされたお尋ね者。闇の魔法使いという異名が事実に基づくものか、噂に尾ひれがついた末のものなのかは定かではない。過ぎた時代の人物だが、若い勇者たちより老練。憲兵の目を忍んで転々とする放浪生活をしている。

✧【学院仕えの魔法使い】（性別自由）
国立ポラリス高等魔法学院の学院生として、教授に師事しながら己の魔法研究をしている魔法使い。学院一優秀な、探求心旺盛な学生として教授たちに信用されている。現在、「フィールドワーク」として知識と経験を得るために、ポラリスの名を後ろ盾に様々な国を放浪する許可が下りている。将来は是非王室顧問官に、という声が少なくない。


✧【伝説の魔獣】（性別自由）
アルデバラン国の伝説に登場する、神様の仮の姿とされている魔獣。本来魔獣は忌み嫌われるだけの存在だが、この魔獣のみアルデバラン各地で神獣として畏怖されている。魔王との関係は不明だが、彼らにひけをとらぬ膨大な魔力によって他の魔獣を圧倒する。しかし先日魔獣狩りに奇襲をかけられ、癒えない深傷をおった模様。姿かたちにかかわらず、空を翔けることができる。

✧【獣人の少女】（雌）
どこかからふらりとやってきた魔獣人族の少女。病で亡くしたのか、他の魔獣に襲われたのか、そばに親の姿もないままにひとりで荒野を生きていた。保有する魔力量は普通程度だが、その幼さにしては早熟なほど魔法の扱いは精緻なもの。本来は魔獣語を母語とするはずだが、どこかで聞きかじったのが人語も話せるらしい。


✧【お姫様】（女）
アルデバラン国のたったひとりの王女。どういうわけか生まれつき、それまで勇者ではなかった人物に夢の中で出会い、「加護を与える」＝「勇者にする」という不思議な能力を持つ。魔王にとっては脅威となる「勇者」をつくる存在であるため、いずれかの魔王が自分の居城に攫って殺害、もしくは魔力を遮断する塔などに幽閉しようとするのでは、と懸念する声も多い。加護を付与する能力以外は一般人と変わらない。

✧【大公の息子】
アルデバラン国国王の腹違いの弟を亡き父に持っていた、成人の青年。ポラリス魔法高等学院から「魔王を含めた魔族に殺されない」という予言を幼少時に受けており、魔王を倒すべく幼少期から厳しい教育されてきた。姫の加護を与えられていないため超人的な特性は持たないが、魔力や肉体は勇者たちに後れをとらず、また王族のひとりとして様々な権限を有する立場にある。


✧【西の勇者】（性別自由）
魔道具を使っての肉弾戦に秀でた勇者。与えられた加護は『疲れることのない肉体』（※疲れにくいというだけで、実際には多少疲弊する）。日々殺人や強盗が起こり治安が不安定な、アルデバランの西方出身。肉体の頑健さを誇るが、魔法のたぐいは苦手とする。後に戦の神として伝説化されることになる。

✧【東の勇者】（性別自由）
魔力による癒術に秀でた勇者。与えられた加護は『命を蘇らせる魔力』（※治癒魔法に長けているというだけで、実際には起こった死を覆せない）。瘴気がたちこめて病の絶えることがない、アルデバランの東方出身。回復術や祓い清めに長けるが、体力はやや少ない。後に命の神として伝説化されることになる。

✧【北の勇者】（男）
呪文を扱う魔法戦闘に秀でた勇者。与えられた魔力は『尽きることのない魔力』（※人より膨大というだけで、無限というわけではない）。闇に浸食されて危険な魔獣が出没する、アルデバランの北方出身。多岐にわたる魔法を巧みに操るが、実は持病を隠している。後に光の神として伝説化されることになる。


✧無制限枠：
各魔王の眷属、現魔王に敗れた元魔王、アルデバラン国憲兵隊員、魔法使い、魔女、ポラリス魔法高等学院の関係者、魔獣、獣人、王室関係者、酒場の主人や冒険者といったアルデバラン国民。