理事長 2017-10-01 17:44:29 |
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>雷蔵君
いや、そないにせんでも構しま、……あの、どうもおへんです?
(どうやらアイスブレイクには失敗してしまったらしく、ばっと下がった頭にやや慌てたようにやめて欲しいと伝えかけて、崩れた相手の体勢にひ、と息を飲んで。なんとか大事にはならなかったようだが、目の錯覚か一瞬ショートを起こしたときのような火花が散ったように見え、そのまま腕を摩っている相手に大丈夫かと恐る恐る声を掛け)
>夕崎君
(何とか深呼吸をするまでに落ち着いて、無心になれと言い聞かせてからふと顔を上げると、真横からじっとこちらを見る二つの目と視線がぶつかり。)
ちょお待って無理、反則……!!
(僅か2.5秒で家出した落ち着きに我慢ならず、吹き出しはしなかったものの腹を抱えて再度笑い始めて)
>春ちゃん
(こちらを向く大きな動作に堪忍、驚かすつもりはなかったんよ、と手を合わせ、嬉しそうにお礼を口にする彼女に微笑ましそうにいいえ、と返し。羨ましいわぁと口にしようとした瞬間、前も何かを聞いてこう思ったことを思い出し、ふと天啓のように浮かんだ一つの予想に嗚呼、と漏らして)
分かった、あんさんあれやろ、えーと、patientやっけ。あんま活動してはらんからよう知らへんのやけど、えらい歌上手いとこの。
(何とか捻り出したユニット名がやや不安だが、彼女が自分の言いたいユニットに所属しているだろうことにはそれなりの自信があるようで、相手の前で屈んで視線を合わせ、合うてる?と)
>冬瞳君
……嗚呼、直接会うんは初めてやったか。三年、赤羽根菊花いう者です。よう見いひん?異形討伐報告書類の最後んとこに、紅櫻花の代表で名前書いてるの。
(いつもお世話になっとりますーと緩く笑んでみせへこり頭を軽く下げ。かの生徒会長をはじめ、この学園の法にも等しい生徒会の役員が所属するblancpurの知名度など言うまでもなく、自分も彼のステージ上の姿を見慣れているためについつい忘れがちになってしまうが、一学生としての彼との繋がりは本来なら書類上に限ったものだけのはずで。危うく一部ファンが使う愛称で呼び掛ける所で、アイドル怖ぁ、と人知れず自分も身を置いているこの世界に身の毛がよだつような感覚を覚え。一方でこちらの顔が知られていないということはそれ則ちアイドルとしての紅櫻花の知名度が低いことを示しており、国から科せられた討伐の命に最も貢献しているとはいえリーダーとしては中々に情けなく、堪忍なぁと心の中でメンバー達に謝って。とはいえ上級生の貫禄と言うべきか、そんな心中の葛藤などおくびにも出すことなく、観察するようにこちらを向いたライトブルーに緩く笑んだまま、相手の出方を待っており)
>住吉君
(伏した睫毛が煽られて生まれたそよ風に小さく揺れて、んん、と明瞭でない唸り声と僅かに寄った眉根、それが少し和らぐとふるり瞼が持ち上がり、射し込む陽光に当てられてやや色褪せて見える赤色が顔を出し。二、三度ぱちぱちと瞬きを繰り返し自分は何をしていたんだったかと働かない頭で考えていると前の席に座っていた青い髪留めが特徴的な男子生徒がこちらを見ていることに気付いて。状況理解に努めて更に数秒、やっと彼が自分を起こしてくれたらしいと結論を出せれば漸く、相手の顔をもう一度見据え、口元緩ませておおきにと小さく礼を言い。)
>円居ちゃん
やあやあ円居ちゃん、いやなに、集中しとるみたいやったから。邪魔するんも悪いなぁ思てな。…位置取りかいな、精が出ますなあ。
(切れ長の両目がこちらを向いて瞬くその細やかな動きがはっきりと視認できた訳ではないが、ステージとは不思議なもので、こちらに彼女の意識が注がれていることはしっかり感じ取ることができ、胸の前で組んでいた腕を解いて身体を起こし、手摺りまで歩いて軽く身を乗り出し。相手の手が左右に振れるのを見ればきゃーファンサやーなんて茶化しつつこちらも同じ動作を返し。それからキャットウォークをやや駆け足気味に渡り階段をとんとんとリズムよく降りて相手の元へ向かい。)
演目のレパートリー一つ二つ増やそか思てな、アイデア貰いに来ててん。本物見たら演出想像するんやり易いやろから。
(向上志向で他ユニットの情報収集にすら暇のない彼女に易々と明かすのは些か、気の引ける所があるのは否めなかったが、これくらいならと雑談程度に話し始め。)
>焔君
(予想したものと概ね一致していた、純真さが全面に押し出された反応が大変お気に召した様子で、一部噛み殺してはいるもののくっくっ、稀にあははと腹を抱えて肩を震わせて。暫くの後、あー可笑し、と呟きながら相手とは異なる理由で涙が溜まった目尻を指で拭い、軽い深呼吸で幾許か落ち着きを取り戻して。自分から誘ったとはいえ、あまりにもころっと釣れてしまった後輩に再度くくくと口元を抑え、また幾らか彼が将来悪い商売か何かに引っかかりやしないかと心配などしながら)
ええよええよ、おおきに。あこの餡蜜いっぺん食べてみとうて。
(ほな行こかーと語尾の緩い言葉をかけてから石畳の上を先行し)
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