人ならざる者 2017-09-21 15:36:10 |
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→あらすじ
貧富の差が激しい国ザヴィエート国都セラシオン。そこにある貧民区と呼ばれるスラムで暮らす5人の子供たち。
子供たちの前に現れた不思議な雰囲気を持つ同じ顔をした双子のような少年少女。
二人は政府から追われているようだった。
政府に敵意を燃やす子供たちは、簡単な事情を聞くだけで二人を政府から守る決意をした。
二人と出会ったことで、世界の命運に巻き込まれ始める子供たち。
やがて明らかになる二人の秘密。
子供たちは二人と世界を守ることができるのだろうか……?
→世界観
剣と銃そして一握りの魔術が織り成す世界。
魔術は奇跡の御力と称されるほどに希少な能力であり、使える者を見たものはほとんどいない。どの国も軍事国家、騎士国家であり、剣と銃で互いの領域を守り侵してきた。
そんな世界にある、最も貧富の差が激しい国ザヴィエートの国都セラシオンが舞台となる。
→ザヴィエート国
王族、貴族、軍関係者、政府関係者、一部の国民だけが裕福であり、その他は厳しい税に生きるのも精一杯な貧民。この差が埋められることは建国してから久しく、貧民たちの政府に対する憤りは日常茶飯事。貧民区と呼ばれるスラム街では窃盗強盗などが蔓延り、まだ年端もいかぬ子供も犯罪に手を染めてしまうのが現実。
→政府軍
ザヴィエート国を護る国軍。そのほとんどがエリートで、スラム街の住民は皮肉を込めて「忠犬エリート集団」と呼んでいる。
→ロストエンジェルス隊
政府軍の中でもトップクラスの実力を持つ戦闘特化の精鋭部隊。双子の少年少女を追っている者たち。
→双子の少年少女
なぜか政府軍に終われている子供。一人は能天気ではあるが記憶を一切持たない兄。一人は知識は恐ろしいほどに豊富だが感情が欠落している妹。その正体は、政府が独自に極秘裏に作り上げていた対敵国用最終兵器(ファイナルウェポン)。兄が攻撃特化で、妹が防御特化。AIを搭載されていため、兄が幸せな世界を求めるために妹を連れて脱走。今に至る。
→スラムの子供たち
生きるために必死で、仲間への優しさは人一倍高い。偶然に出会った双子の二人から事情を聞いて、護ることを決意した。まったく力もなにもなかったが、魔術の素養を双子の妹に見出だされる。
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