神様。 2017-09-16 12:26:43 |
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(/遅くなりました。(5)の女を薬草師でkeepしていた者です。服装の貫頭衣は民族衣装のブブに似たものです。語彙力と表現力が乏しく申し訳ありません。
【番号】
5
【名前】
ルツ
【性別】
女
【年齢】
25
【職業】
薬草師
【容姿】
肩上まである象牙色の髪は緩く内に跳ねた前下がり。翠の瞳は縦長の長円瞳孔。肌は病的なまでに白い。よく徹夜するためある程度体力はついたが、ほぼ毎日目の下にクマがある。体型、身長は標準。
瞳と同色の、透き通った鱗のネックレス。直径5cm程の大きな鱗の上部に穴を開け、そこに付けた真鍮の金具に黒い革紐を通している。鱗は見た目に反してかなり頑丈で、それ故本当の竜の鱗であると信じている。
釦等がないハイネックの白い長袖ワンピース。丈は膝辺りで、右裾に尾を巻いた竜の刺繍がされている。長方形の布に頭を通す穴を開けた、前後に垂らして着る濃い茶色の貫頭衣。直線を用いた幾何学模様が刺繍されている。前は首から胸元にかけてと裾から下腹部あたりまでにも切れ目が入っており、ワンピースのスカートに沿って広がる。貫頭衣が風で煽られないよう、腰に深い緑のリボンを巻いている。茶色の編み上げハーフブーツ。
ブーツ以外は村での民族衣装で、エデンに移住後は自分で作っている。
作業時は貫頭衣を脱ぎ白衣を羽織るが、服装に合わないためあまり長時間着ていることはない。
【性格】
基本的に明るく、誰に対しても人当たりがいい。人の生死にトラウマを持ち、いつ患者が訪れても対応できるように極力睡眠をとらない。それでも病にかからない辺り体が強いのだと自覚している。
族長や族長の子どもに対しては罪悪感を抱いており、今は他者に比べて少々避け気味。エデンから逃げ出し、護る人が居ない世界で竜を探す旅をしたいと考えている。面に出すことはないが、護る人が増えるため漂流してきた人々をあまり歓迎していない。
【過去】
『竜の村』
生まれ育ったのは竜の民と名乗る一族が創り上げた竜の村。本当に竜がいる訳ではなく、森に囲まれ孤立したただの村。村では神様というものが存在しておらず、その代わり竜が崇められている。村民に竜の存在を信じさせるため、生まれた子どもは儀式を行い竜の鱗と称したものを与えられる。鱗は竜の加護を具現化したものであると教え込み、村民も皆信じ込んでいた。
"竜は我々の母である。我々は竜に護られる者、竜を守る者。死にゆけば、我々の魂は竜の元へと還る。竜の側を離れる者に、加護はない。"
古くより在るこの言葉は村民なら誰でも知っている言伝え。人から生まれたはずの子は竜の子と呼ばれ、成人すれば竜の民と総称された。村では生活に必要な役割を家によって分担しており、皆同じ一族で名字がないため、役割を色で表した屋号を用いる。ルツの家は薬草の採集と調合が役割であったため、三人称では緑竜の子と呼ばれていた。
本に記してあった竜は、大きな翼を広げ、どこまでも続く空を飛び回り、様々な土地の民に加護を授ける尊い存在。小さな頃からそんな竜に憧れていた。護られるだけの閉鎖的な空間から抜け出し、知らない土地を巡り、知らない人をも護る存在になりたかった。だから村を抜け出した。だが村を囲っていた森は想像以上に大きく、2日で迷い、体調を崩す。元から病にかかりにくい体質であったのだが、言伝え通り竜の加護が失くなったのだと思い込み絶望した。一度出てしまった村に戻る事は出来ないと考え途方に暮れていたところ、神様と名乗る男と出会いエデンへ移住する事になる。
【備考】
母国では偏った仕事しかしていなかったため病人の世話の仕方を知らず、「最初の7人」のひとりだった女性の病を治す事が出来なかった。自分の知識不足、実践不足が原因だと理解してはいるものの、神様という存在がありながら加護を授けなかったのは何故なのかと疑問を抱く。次第にその疑問は神様の存在を否定するものに変わり、今では神様と名乗ったあの男はただの人間なのではと考えている。
【関係募集】
特にありません。お誘いがあれば何にでも。
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