グリムの語り手 2017-09-14 18:27:27 |
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登場人物
•グリムの兄……世界に起きる出来事を全て本に記しているこの世界の研究者。聡明であり尚且つ威厳が有る。執筆者の魔法という珍しい魔法を持っており、知った出来事を大きな本にする能力を持つ。但し噓は書けない。
•グリムの弟……世界に起きる出来事を全て本にする兄の手伝いをしている弟。とても優しく落ち着いた大人な性格。彼もまた執筆者の魔法を使えるが 優しい噓で塗り固められた童話の本しか書くことが出来ない。
•グリムの妹……グリム兄弟の年の離れた妹。ある悪魔に仲間や友達の運命を変えてやると唆され六年間眠り続けていた。執筆者の魔法は使えないが、執筆者の魔法により造られた本を読み上げることでそのつくられた世界を体感できる朗読者の魔法が使える。
•夢魔………グリムの妹と十歳のときに結婚を約束した青年。悪魔に唆され眠りについた彼女のために戻る方法を探し続け、己自身を使徒の夢の中に入り込んで干渉できる夢魔へと身を落としてまで彼女を救い出すが、彼女には六年前の記憶がなくなっていた。
•あかずきん……狼に大好きなおばあさんを食べられ、己も狼に襲われたものの復讐心から命からがらやり返すことに成功した住人のひとり。童話と異なりおばあさんと二人暮らしでグリム家の隣に住んでおり、妹とは幼なじみだった。復讐の炎のごとく燃える魔法を使える。狼への復讐の旅に六年前グリムの妹を連れ出したこともある。
•ハーメルンの笛吹…名を名乗らぬ為ハーメルンとあだ名が付いた魔法の音色を奏でることの出来る住人のひとり。もともとはハーメルンという町に住んで笛吹きとして生計を立てていたが、あるときその才能に嫉妬した村長に唆され、ネズミを崖から落とす音色を奏でさせられたかと思えば聞いていたのは集められていた子供達だった。すぐにハーメルンの町を追放されてしまった悲しき笛吹き。魔法の音色は聞いた物の身体を踊らせたり眠らせることが出来る。六年前にグリムの妹と出会い、居場所を手に入れ今は村に住んでいる。
•蛙の王子様…村から少し離れた王国の行方不明になっている王子の名を語る王子服姿のタイツが似合わない蛙。魔王に呪いを掛けられてしまってからは魔王を倒すか、愛する者同士の口づけでしか人間には戻れなくなってしまった。友好のキスでも戻れるものの、三十分もすれば蛙になってしまう。水を自由自在に操る魔法を使える。六年前にグリムの妹と姫捜しの旅に出たが何も収穫は無かったらしい。旅をしてはたまに村による。
•ラプンツェル……塔に魔女の里親に閉じ込められていた住人のひとり。しかし閉じ込められていたとはつゆにも思わず、むしろだらだらとできた塔の生活を謳歌していたぐうたら者。グリムの兄が作り出す本当のラプンツェルの物語を読んだ妹により六年前に塔から脱出した。今は魔法使いの見習いとして村に住んでいる。
•いばら姫……蛙の王子とはまた別の王国の姫。紡錘の針に指を刺し百年眠り続けた。しかたないと言うことで同行していた蛙の王子の口づけにより目が覚めるが蛙の王子の蛙姿にあっさり拒絶。すっかり百年経って枯れ果ててしまった城にも居場所が無いために村へ住むことに。茨や植物を紡ぐ能力があり、花屋を営んでいる。
•七人のヤギの長男…狼に家を襲われ、幼い頃に兄弟とほかの家族全員を無くした住人のひとり。狼に対して恨みや復讐心こそ抱いている者のかなり臆病な性格で有り、狼に対して何も出来ないままで居る。うちに秘めた憎悪はかなり大きい模様。
•シンデレラ……はいかぶりのかわいそうな子供として家事を押しつけられ、ぼろを着せられた住人のひとり。だが舞踏会にはてんで興味が無く、そのまま魔法使いを利用して村に逃げてきた。靴屋を営んでいる。
•ヘンゼル……最愛の妹、グレーテルを亡くしてしまい途方に暮れる青年。もともとは村に住んでいたが魔女に攫われてしまい、8つから15までずっと監禁生活を送っていた。現在21。魔女の家からはグリムの妹と旅するあかずきんやハーメルン、蛙の王子やいばら姫に助けて貰った。
•ほか
※ほかのグリム童話のキャラクターの参加も考えております。特別な力、魔法は禁止致します。
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