名無しさん 2017-09-05 12:06:02 |
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「人間なら、普通は田中さんとか山田さんとか……『さん』を付けて呼ぶんやろ?……
んじゃ、わしにはなんで『さん』付けじゃなくて……さっきの初対面の時から、ずっと今まで呼び捨てやねんっ!?……」
\(o^∀^o;)/
………………………。
………………………。
( ̄o ̄) (`o´)
2人はフリーズしてしまった。
「でも、よく考えてみ……!?
『大魔神さん』って少し、変やよな……かなり語呂も悪いしな~……
んじゃ、わしの名前には何を付けて呼べばいいんでしょうか~?……、
もう、わかってるよな!?…」
(o^W^o)
…………………………あっ、
…………………………あっ、
( ̄∀ ̄) (`∇´)
2人はやっと戻ってきた。
そして、顔を見合わせて声を合わせて、心を込めてこう言った。
すみませんでした! 大魔神様ぁ~!!!!!!
m(_ _)m m(_ _)m
「ワーッハハハハ~♪♪♪♪♪……
わかればよい、わかればよいのじゃ~!!!!!!
ワーッハハハハ~!!!!!!」
\(o^∀^o)/
誰も知らない、薄暗い山の中のさすらいの秘密基地で、明るい大魔神様の笑い声だけが、いつまでもいつまでも木霊していたのであった。
完
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