ぬし 2017-08-29 04:06:58 |
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■各種設定■
▼『異能者』
名の通り異能を持つものである。異能は生まれつき持っているもので個人差が激しく、似たような力はあれど全く同じ力を持つものはいない。4年前の『異能狩り』によって、そのほとんどがトウキョウ・アンダーグラウンド・シティに収容された。自身が知覚できないほど些細な力などもあり、そういったものは見つからずに地上で暮らしている場合もある。30年前に初めて英国で確認されて以降世界各地で報告が上がり、今ではその数は新生児の1割ほど。ミュータント(突然変異)と呼ばれることもあり、その出現に関して法則性はない。
▼『異能狩り』
ニホンでは4年前に行われた、異能者を地下都市に強制収容する政策。世界中でも似たような動きが多発し、異能者のほとんどは地下へ追いやられた。異能狩り以前は異能者も普通に地上で暮らしていたが、異能による犯罪が後を絶たず問題視されていたところ、大きな事件が起こったのを切欠として決行された。
▼『セキュリティ・カード』
異能者の名前、性別、異能、階級、顔写真が記されたICチップカードである。オリオン・ビルで異能者一人一人に渡され、偽装やコピーなどは作れない(そういう異能の持ち主は別)。記載されている内容はオリオン・ビル機密事項としてデータベースに保管されており、β+以上に開示されている。3か月に一度、更新がある(人によって時期は別)。失くすと次回更新までワンランク階級が下げられるペナルティがある。マネーカードとしての機能も備わっているため、失くさないよう肌身離さず持っている人が多い。マネーは階級によって違うが異能者全員に毎月交付される。当然、死亡が確認された人物のカードの機能は停止される。
▼『秩序の守護者/ガーディアン』
犯罪者である異能者『γ』を監視する役割にある『β』階級の人物を差す言葉。『γ』の犯罪行為や秘密結社への加担を阻止する義務を持っている。
▼『オリオン・ビル』
階級『α』『β+』の居住地およびトウキョウ・アンダーグラウンド・シティの公的機関。全35階建て。誰でも自由に出入りできるものの、基本的に32階から上への立ち入りは禁止されている。35階はスーパーコンピュータが設置されており、『α』は地上との連絡・やりとりをここで行っている。34階も35階同様スーパーコンピュータが設置されており、ココでは異能者のパーソナルデータの閲覧をすることが出来る。33階は『α』、32階は『β+』の住む部屋があり、32階以上に入るためには『α』もしくは『β+』のセキュリティ・カードが必要となる。31階より下は全て何かしらトウキョウ・アンダーグラウンド・シティを統括するための場所で、セキュリティ・カードの更新や個人的な物資申請などを行うならココ。
▼『秘密結社』
トウキョウ・アンダーグラウンド・シティになにかしら不満を持つ異能者たちの集まり。表だって認知されることは少なく、小さいモノを含めれば数えきれないほどあると思われる。その中でも参加人数が多く、公然となってしまっている秘密結社が2つある。
▽『不死鳥/フェニックス』
幾度となく『β+』等と衝突し、壊滅をしているものの何度でも甦る様からこう呼ばれている。大きなものの中では一番古くからあるとも言われており、明確なリーダーがいないのが特徴。破壊活動を主としており、全体的に過激。最近では目的が破壊活動そのものになっており、危険視されている。
▽『アンチ・オリオン』
比較的穏健派で、上位階級者の協力を目論む。複数人上位階級者も所属しているとかしていないとか。リーダーは『β-』の異能者。
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