黄色 2017-08-28 18:40:11 |
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俺も、いざやるとなると分からへん。猫って、ツンデレやけど甘え上手やんな … 。おん、約束。お互い話す内容とかは気を付けなね。
( 言い出した本人も具体的な想像は出来てなく、顎に手を当て考え独り言のように呟き、ええよー と扉の向こう側に居る相手に伝え。相手の小指に自分の小指を絡めて、ゆびきりをして。2人っきりの時みたいに、惚気たりしないか等に気を付けないといけないな と。『 … っ … え、ええよ … 明日には … っ、完全に治ってるから 』風邪気味とはいえ、薬を盛られたかのように過度に反応してしまい、ついつい声が出てしまいそうになるが我慢をして舐められてる最中に途絶えながらも返事をして。『 喜んでもらえてよかった。… えっ、貰ってええの ? めっちゃ可愛ええ ! それに、このウサギ どっくんに似てるわ。大切にする ! 』喜んでもらえたのが嬉しくて、自分も笑顔になり。貰ったウサギのぬいぐるみストラップを通勤用カバンに付け、嬉しそうにウサギを見て。寂しがり屋な部分や時折見せる可愛らしい表情から相手は動物に例えるとウサギというイメージがあり。冬で日没も早く、辺りは気が付けば真っ暗。家と家の間以外は細い道が多い故に余計暗く感じ、この時間帯は人通りも少なく、頭を過ぎるのは何か変な事件に巻き込まれていないか等の不安要素ばかり。そんな不安と後悔が募って、相手を探す足は早くなる。しかし、それと同時に ' 一人にさせて ' と言われたので追いかけて探したら迷惑か、何て声を掛けたら正解なのか、相手に嫌われていたらどうしよう … と弱い感情も出てきて、思わず走る足を止めてしまう。相手の気持ちも分かってやれなく、何も出来ない自分が悔しく下を向いて歯を食いしばり太ももを無言で殴って。人の話す声と足音が薄らと聞こえてきて、ふと顔を上げると目に映ったのは自分以外の誰かと確り手を繋ぎ歩いている相手。もしかしたら、自分が知らないだけで相手の中学時代の先生だったり昔お世話になった人かと思ったが、そう考えると手を繋いでる事は明らかに不自然。自分が心配していた不安要素が的中したように感じ、咄嗟に走り出して 『 あー、ここに居ったんか ! オカンと喧嘩したからって、家出はないやろ、ホンマに心配したんやで ? おっちゃん、弟が迷惑かけたみたいやな、おおきに。ほら、帰るで 』と怪しまれない様に母と喧嘩して家出した弟を探す兄を装って話しかけ、相手の服を引っ張って角を曲がると手を強く握り走り出して )
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