ヌシ 2017-08-21 10:25:15 |
通報 |
>藤咲さん
…多分、そうなんですけど…。
(後ろ手に扉の取手を掴んだまま彼女の声掛けに反応してしまい立ち去るタイミングを逃してしまい。彼女から何を訊かれるのか、ここでフォークかと問われてしまってはどう返答していいか分からない。言葉の先を待つ緊張感と空間を占める甘い匂いで思考が不安定になりそうだが、取手を握る手に力を籠め平静を保とうと。彼女の口から”誘拐”の二文字が出てくれば構えていた質問とは異なっており拍子抜けをしてしまい。数拍間を置いてから真っ直ぐな視線から逃れるように目線を落とし重たい口を開いて曖昧に返答し。誰にここに連れて来られたのかは分からないし、この状況が誘拐に当てはまるのかと言われれば疑問が湧いてくる。そもそも彼女はここに”フォーク”と”ケーキ”が閉じ込められているということを理解しているのだろうか。ぎこちなく視線を彼女に向けて「あの。ここに来てから他の人と会ったりしました?」と次はこちらから尋ねてみて。)
(/合わせていただきありがとうございました!)
>東條さん
(自分の横で何やら笑いをこらえている様子の彼女を横目に、やり場のない気持ちからばつの悪そうな表情を浮かべたまま押し黙っており。自分が正面を向いて歩いていると、今度は相手がこちらに目を向けて提案をしてきて。確かに相手は制服を身に着けているし自分と比べて10cm程身長差もある、見た目から年下であることは明らかであって。ただ言葉の端々に大人びたものを感じ、時折自分よりも筋の通った物言いをする彼女にどことなく不安定な印象を覚え。…暫し相手の方へ視線を向けたままぼんやりそんなことを考えていたが、ふと我に返って返事をしなければと口を開き)
いや、話辛くはないです。俺、あんまり話すの得意じゃないからこんな感じだけど。…東條さん、気に障ります?
(―そろそろ食堂が見えてくる地点まで差し掛かってきた所。自分の敬語口調に気を遣ってくれたのだろう、それに対して元来こういう性分であるからと伝えて。日数が経てばもう少しフランクに話すことができるかもしれないが、何より年下の女の子と接する機会が今までになかった為に尚ぎこちなくなっていることはひしひしと感じており。こういった中途半端な接し方は相手にとってどうだろうか、と気にかけ尋ねて)
トピック検索 |