ヌシ 2017-08-21 10:25:15 |
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>>皐月さん
……!!??
(重たげな扉がギィ、と自身の重さを主張するような音を立てながら開き、先程まで『拉致』という二文字と格闘していた頭をそちらへ全力で移行させては一体何が来るのかとソファにあった柔らかなクッションを盾がわりに抱きしめながらそちらを凝視したところ、出てきたのは幼い頃に見たかぐや姫の絵本に出てくるかぐや姫のような美しい黒色の髪をした、自分よりも少し幼い少女であり。なんだぁ、とほっと一息をついたのも束の間。可愛らしいアーモンド型の瞳でこちらをじっと見つめながら少女はこちらへと近付いてきて、そしてそのまま……頬に柔らかい感触が当たり。それが唇と認識したのは、少女がソファーから落ちた少女が美しい陶器のような肌を青ざめさせてこちらに謝罪を述べている頃で。「え、っと……?」といまいち状況を出来ていない瞳で少女を見下ろしたあとに取り敢えず彼女に手を差し出し「大丈夫…?」と彼女を見つめて。)
(/えっへへ……どうぞよろしくお願い致します!!)
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