【 創作 】 _. 猫の國｡ ._

【 世界観 / 国家について 】

『國』､ つまりヒトたちには知られざる猫のみの国家は北太平洋の真ん中に位置するとされているとても大規模な "島"｡ なお､ ヒトには不可視の猫のためのユートピアである｡
外部から遮断されている故に､ 元々この国家に生まれつき文明を持たない猫達の存在すら知らない猫が大半だ｡

しかし 國の猫 / それ以外の猫 と分類されているわけではなく､ どういうことか全ての猫はこの島に入島すると 二足歩行､ ある程度の知能､ そして人語…など自動的に進化してしまうらしい｡ 逆も然り､ この島から出た猫は退化してしまうようである｡

猫の姿としてはかなり人間の容姿に近く､ 耳･尻尾､比較的猫に近いような眼球と鼻などの顔付き､ 頭髪や手足の部分的な毛…などは猫的な特徴が伺える｡

國では人間の世界と同じように様々な都市があり､ 施設や住宅､ 猫達は何ら変わりない生活を送っている｡ どうやら田舎や都会の区分もあるようだ｡ 人間界で言う国境のようなものは無いが県､州はあり､ 人種となるところは様々な猫種､ 国際色豊かである｡

国家は王政であり､ 首都とされる場所には立派なお城もあるようだ｡