あぁ、一旦戻るつもりだ。お前も少し寝た方がいいだろ。(腕を離そうとしない彼は何処と無く寂しそうに見えて。傍に居て欲しいと言われているようで、鼓動が速まっていく。平常心を装いそう返すが、あわよくばこのまま傍に居たい。しかしそんな事を素直に言えるはずもなく、ひそかに返事を期待しながらいつも通り上から目線で) …何だよ、一人になるのが心細いってか?傍にいて欲しいっていうなら居てやってもいいけどよ。