…いいから少し目ぇ閉じてろ。その辺勝手に漁るぞ。(熱の為に頬を紅潮させたまま胸元をはだけさせる様子がやけに色っぽく、ドクンと胸が鳴る。──何考えてんだ、こんな時に。心の内で自分につっこむと、そこから視線を外し氷枕や薬などを探しに行こうとその場を離れ)