主 2017-08-10 18:21:19 |
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(事務所を出れば稽古場に戻ると言っていた相手の後を追う。追ったところでどうするでもないが、気になって仕方がない。レッスンルームに辿り着くと彼が一人黙々と演技の練習をしており、指先まで伸びた美しい動きに暫し目を奪われ。──相変わらず姿勢の良さは誰にも劣らねぇんだよな。それに─…。その真剣な表情の凛々しさに思わず見惚れ、その場に立ち尽くしていると後ろから陽向に“あれあれー?カイトくん、もしかしていおりんに見惚れてた?”などとからかわれてしまい。かぁっと顔に熱が集中するのを感じ、バッと振り返れば慌てて陽向を羽交い締めにしながら思ってもないことを口走ってしまい)
ッ、んなわけねぇだろーが。カブキの台詞がなってねぇから呆れてただけだ。
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