………。(カイトの車に乗り込めば、外の景色を見て。やはり、会話をわざわざするという関係でもないし、喋りかけるのも不自然だろう。それよりも、昴に会えばどう言われるのだろうか、と少し神妙な面持ちでいて。やはりカイトの事が好きだから、カイトに近づかないでとも言うのだろうか。両思いなら、俺は素直に引き下がろう。だなんて、そんな簡単に思えるかどうかは分からないが「はぁ…」と溜息をついて。)