翼刃戦争【3l/SF/戦闘/シリアス、ストーリー】

「 任務…？眠いからまた後で…やる…。」
「 人間さんは弱い。だから、私が『お姉ちゃん』のような『強い人間さん』たちを作るの。」
名前：メユ
本名 ：井中蛙 芽唯(いなかわ めゆ)
異名： 泡沫の科学至上主義系女子
性別 ：♀
年齢 ：18
性格：常に眠たげで面倒な事は２の次か『お姉ちゃん』に任せようとする怠惰な性格。とはいえ、グチグチいいつつやる事はちゃんとやるあたり根は真面目な様子。言いたい事･やりたい事には周りとトラブルになるほど従順。また基本敬語は使わないスタイルだが、自身が認める強そうな人間には『比較的』丁寧に接する。弱い人間にはモルモットにしかねないほど冷たい。
容姿 ：オレンジのボサボサロングヘアー。白長手袋着用。身長157cmで童顔と非常に幼い見た目。常に眠たげなとろーんとした目つきがその印象を強めている。蒼く輝く眼も二重まぶたに隠れて形無しだ。本来知的な印象をもたらす研究者らしい白衣は身の丈に合わず袖も丈も余り非常にだらしなさを演出しており、中に着てる解れたピンクのタートルネックと薄汚れた黒白チェックのロングスカートが更に拍車をかける。そんな一見頼りなさそうな見た目をした彼女だが、更に中に藍色のパワードスーツをきており、彼女なりに鍛えた身体能力を常に発揮出来るようにしている。更に白衣の内側ポケット四つにはそれぞれドーピング用カプセル、毒矢入吹矢、スモークグレネード、晃明刃数本が入っており、いざという時の対処も可能、と自己防衛に関しては抜け目ないようだ。隠された両耳にはアンテナ付のヘッドホンがあり、そこから各種機械や『お姉ちゃん』に指示を与えている。
武器 ：『お姉ちゃん』
→常に芽唯の近くにいる、直径15cmほどの核を主体とした灰色透明色の流体型生物兵器。正式名称『Out-Natural Automatic Captured and Hunted Machine』(超自然自律型捕縛狩猟機械)、略して『ONACHM』。本当は違う呼び名だったらしいが、芽唯が｢お姉ちゃん｣と呼びたいがだけにほぼゴリ押しでこのように名付けたため何故か採用された。実際、普段の姿が身長180cm代の女性の容姿なので周りから納得はされている…かもしれない。捕縛狩猟機械ということもあり、その特質な体を活かして相手の体を絡めとることが得意。強度変化が可能で、時には剣すら弾くほどの柔軟性を、ゴムのように伸びる伸縮性を、時には鋼のような堅い強靭さをもつことができる。但し、極端な温度変化に敏感ため、炎や氷といった属性攻撃には弱い。芽唯のアンテナを通じて互いに意思疎通をとる。自律型であるため指示がなくても行動ができる。

晃明刄
→芽唯の扱う翼刄。コンパクトでかつ量産に適していることを主としており、全長30cm程度しかないダガータイプ。持ち手には爆薬を内蔵しており、鍔の部分がスイッチになっている。爆発時間や時限式の有無は種によって異なる。
彼女の場合、非戦闘時に5本、通常戦闘任務時は20～50程帯刀しているとのこと。

備考 ：機甲翼に所属する少女。研究員でありながら翼刄使いであるという少し特殊な立場にいる。保護者がとある戦闘部隊の教官であり、戦闘や訓練についてはそこから叩き込まれているが、前線に出ているメンバーと比べると実力は個人では2、3手ほど及ばない様子。なお、この保護者との血縁関係はない。というのも、13年前に当時翼刄を研究していた家族を、洸翼とは異なるレジスタンス組織の過激派により殺されてしまい、他の親族もいない状況であった。現保護者はその時に家族と深い親交があったため、『人間の中で』唯一襲撃を免れた芽唯を引き取るという経緯があるが…。この家族惨殺がきっかけで人の脆さ･限界を感じ、真に人が『強くなり続ける存在』となるために自身も翼刄を扱いながら研究者を志すようになる。趣味は昼寝。加えて昔から親が研究していた翼刄に興味があったためか、機械弄りや薬品調合も趣味。メロンパン大好きでメロンパンに釣られて面倒な任務に参加するハメになることもしばしば。

(/No.57にて申請したものです。審査お願い致します)