いもおんな 2017-08-04 02:31:02 |
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(頭を鷲掴みにし軽く揺らされると驚いて思わず彼の顔を見上げて。だがその大きな手が放れると共に、寝室の場所を伝えられると改めてひとつのベッドで一緒に眠るのだと実感させられ、その大きな手が今度は頭優しく撫でられては嬉しさや恥ずかしさが混じり合い、はにかんで見せて。頭へ手の感触がなくなり。遠ざかる彼の背中を見送りつつ『 行ってらっしゃいませ。ごゆっくりどうぞ! 』言葉投げかけて。今度は自身の手で撫でてもらえた頭へ手を伸ばし軽く触れては『 ──リヴァイさん、ずるいです。 』無意識に彼の名前口ずさみ、飲み物全て飲みカップ洗ってから指定され寝室へと移動して。室内は自身の寝室よりも広々と感じ、そんな室内に一際目立って鎮座されているベッドへとゆっくりとした歩行で近付きそのままダイブする様にベッドへ軽く身体が沈んでは仰向けになり、天井をぼんやりと眺めて。掛け布団やシーツから仄かに香る彼の残り香に再び口角緩み、身体を軽く縮こませると掛け布団を軽く握り締め。)
リヴァイさんの香りがする……すき。
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