いもおんな 2017-08-04 02:31:02 |
通報 |
おい…目を閉じるな。しっかり見ておけ。( 羞恥からか衝撃からか固く瞳閉じる彼女に声を掛け、しっかりと見つめながら捉えた指先にゆっくりと舌を這わせ、指の間を擽ると関節部分をリップ音立てながら吸って。同様に手首にも数ヶ所柔く口づけていき )
──…は、…っ…もっと求めろ…( 縋るようにしっかり回された腕や密着する身体、応えるよう懸命に絡まってくる舌にいつしか鼓動は加速していき。より深く激しさを増す口づけの合間に熱い吐息混じりに溢すと、求めるがままに捕えた舌を吸ってやり )
…お前はどうかしてる。だが…そいつは俺にとっても悪くない話だ。( 優しく触れてくる手に一瞬意識が向くが、視線は目の前の彼女を捉えたまま静かに口にし。他人からすればなんて愚かで馬鹿げた話だと思うだろう。しかし己の全てを受け入れてくれる彼女に甘えてしまいたくなる程、身を引き裂かれそうな程切なく苦しいこの現状に疲れていた。最低な男だと自嘲しつつ触れてくるその手を掴まえて、酷い言葉で念を押し ) ──…お前に何の感情も持たない上で俺はお前を利用する。後悔しねぇな。
トピック検索 |