( 知ってたの、自分が物語に出てくるお姫様じゃないぐらい。自分を偽った罰、酷く滑稽だわ。それでもね、聞いて、貴方に聞いて欲しいの。貴方が好き。お姫様じゃなくたっていい、ヒロインじゃなくて良いの。貴方が好きなことくらい、許してくれないかしら )