罪とは誰にとってのもので、罰とは誰のために与えられるものなのか。傷を受けた者は何を得れば良いのか。何を以て“赦す”のか。赦す行為は傷を受けた者のための行為ではなく、傷を与えた者のための行為であるのに、なぜ赦すことで全てが終わることになるのか。