ぬし田 主彦 2017-07-04 21:58:22 |
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( >>22 / ハルミ )
…おーい。---、あれ?力尽きてしまったか。
(蹲る巨漢三人の近くでしゃがみ込んではとんとん、と軽く肩をつついてみたもののなんの反応もなく、どうやら生涯を終えてしまったようで。力加減を間違えたか、これじゃあ求めている快感も何もない、つまらなそうに立ち上がれば剃刀についた血を払い除け、ホルスターへ戻したところで勢いの良い声に驚いたように肩を震わせては振り向き。するとどんどん近付いてくる相手、どうやら相手は自分の事を知っているようだが残念ながら見たことはなくて。僅かに小首を傾げ「…何だい?初対面の人に向かって『お前』なんて。君は誰かな?」世界中を敵に回している自分にとって、誰からでも恨まれる存在であるからに遠い所で繋がりを持っている人間かもしれないがどうしても記憶の引出しに見当たる顔がいなくて。緩やかに笑みをひとつ浮かべては素早く先程ホルスターへしまいこんだ剃刀を取り出すと丁度あと一歩半ぐらいだろうか、相手がその数分踏み込んでいれば心臓に突き刺さってしまうその距離で相手の胸の所に刃の先をとん、と当てて「---あ、もしかしてそこで死んでいる“犬っころ”の飼い主かな…!?」はっと、慌てたように先程殺めた三人の男へちらり、と視線を向けて)
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