sugar and love / 非募集

御嬢様に相応しい執事になれるよう努力致します。＿＿御心遣い有難う御座います、では御願いします。
（ 褒められると心が弾むような感覚で、表情は笑顔のまま変わらないものの少しばかり声に明るさを含んで。 相手の指先に視線を移し、荷物を置くだけで良いのですぐに戻れるのだが初日ということもあってか素直に御言葉に甘えることにし、礼を述べた後に軽く一礼して。 予定を把握できたことに安堵し、投げ掛けられた問いは " 紅茶 " ＿＿、 「 得意かは分かりませんが...、人よりは詳しいですよ。 結構な数を淹れてきましたから。 」 其は己にとって大切なものであり、 アフタヌーンティーの度に淹れるのと同時に知識を独学で学んでいたため自信満々の様子で待っていたと言わんばかりに答え。 ）