21572 2017-07-04 15:56:24 |
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赤坂です、本日付でこちらの執事に...。はい、失礼します。
( 一つ間をおいてインターホンから応答があり、名乗るとガタンと少し大きめの軋んだ音が耳に響いて門が開くと共に入ることを許されたのだと心が安堵し、ほっと胸をなでおろして。 一歩踏み出せば新しい生活が始まる、いや既に始まっていることに未だ己の覚悟ができていない為か気付けていないだけなのか__、己は誰かに仕える者として其の使命を果たさなければならず様々な思いが交錯するようでほんの僅か一瞬瞳を閉じ、見つけるは暗闇の中に一点の光。 さあ覚悟はできた、決意の表情で足を踏み出し屋敷へと続くコンクリートで舗装された道を爽やかな風を感じながら軽やかに進んで )
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