風人 2017-07-04 07:10:44 |
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押井守氏の原点である『うる星やつら ビューティフル・ドリーマー』登場人物たち皆がラムちゃんの夢から覚めなくて文化祭前夜を延々と繰り返していくという。
『パトレイバー』シリーズにもある種この流れは継承されている。
映画一作目にしても夏の時期に多発的に暴走するレイバー、うだる第二小隊隊員。
だけどどこかで犯罪者の思いは断ち切らないとならない。
二作目になるとベイブリッジ爆破もとい爆撃というたった一発のミサイルから政府はてんやわんやになり自衛隊自身は疑心暗鬼にかられ警察上層部は権力を握ろうと画策する。
それにより警察と自衛隊は対立化。そして東京は自衛隊が出動し暗黙的に平和と戦争を語るふしぎな空間と化す。
押井守氏は人物たちに適度におバカをさせながらもちゃんと語るべきところは語る。
『ビューティフル・ドリーマー』のラムちゃんの夢の時間と『パトレイバー2』の戦争状況下の時間や空間は現実からかけ離れたという意味でも似てる。
ただ戦争が遠い世界の出来事が否かは受け取る視聴者しだいと思う。
『パトレイバー TNG』が二課潰しの対立がどう物語に関わるか気になるところ。
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