陰陽頭 2017-06-29 10:34:08 |
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―京の街―
(柳を眺める浅葱に視線をやればクククッと笑い川沿いを歩き橋に差し掛かると前から身籠った女が歩いて来るのをみやり目を細めれば口端をあげて笑いすれ違うと振り向き)
…待たれよ…そこの娘御…
(芦屋の声に振り向くと不思議そうな顔をして近づいて来る芦屋を見上げ)
身籠っておるな…産まれて来るのは男…か、御前は古田屋の主人を知ってるな?主人に御前の安産祈願を頼まれた…
(女の腹を扇子で縦になぞり口許に扇子をつけ片方の手で小さく九字を切り)
此れで安心して産め…クククッ
(突然の事で良くわからず目を丸くしていたが安産祈願だと言われると深々と頭を下げて礼をいい祭に向かう女の後ろ姿をみて口端をあげて笑い橋の欄干に背をつけ扇子で扇ぎ)
浅葱…人間は醜いな…だがそれが面白い…あの女の腹にいる子を殺せと金を積まれたが…ただ殺すだけではつまらん、そのうち面白い事になるぞ…クククッ
(扇子をパチンと閉じると空を仰ぐように見上げ橋の手摺に肘をつけ扇子で肩をトントン叩きながら話を浅葱をみやれば喉を鳴らして笑い郭に向かい帰り)
>浅葱〆
【浅葱様短い絡みですみません!!落ちます!!また宜しくお願い致します!!幽斎様絡に行けずすみません!!】
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