>冬華 あれ…?おかしいな。ここに行けば教室に着くはずなんだけどなあ…。(学舎裏の丁度冬華が眠る樹の近くの植えこみに物音のみを立てずに潜り、ほふく前進しながら、首を傾げる。ひとがいるかなあと葉の隙間から冬華がいると思しき場所を覗こうと)