： 間際で微笑む忘却よ ）

（　どうしたものか、と頭を悩ませていたところに聞こえて来た声。ふと顔を上げればそこには上司である中原から幾度と無く忠告と共に見せられた写真にあった顔があり。確か名前は太宰と言っていたはずだ、なんて思いながらも彼が浮かべている笑みの何処に危険があるのだろうか等と疑問も浮かんできて。ただし、その後に聞こえてきた言葉は"入水"なんて物騒なものである。返答に困るものではあるがこのまま話をするにもしゃがみ込んだままの状態では失礼かと立ち上がるも見るからに高身長の彼との身長差はあまり縮まず相変わらず見上げる事になりながらも先刻のお誘いへの断わりと共に迷惑じゃなければ、との理を入れてから一つの提案を口にして。　）

入水…は遠慮したいんですけど、もし時間があるのならお話相手になってくれませんか？この通り傘も持っていなければ時間を潰すものも持ってないんで雨宿りをするにもどうやって過ごしていたら良いのか悩んでいたんです。


（　／　それは良かったです。はい、こちらこそよろしくお願いしますね！それと、ロル数には大分とバラつきが出るとは思いますが最低ラインでも約200文字程度は回している筈ですので把握のほどよろしくお願い致します。何も無ければ背後はこのままドロンさせていただきますが何かありましたらお声掛けくださればすぐに出てきますので！　）