なんか出来る事が有ればと思ってさ。うん、お邪魔しまーす… ( 勢い良く開いた扉に驚く事なく挨拶して家に入り、中を見回して自身の予測が当たりだったと悟って何から手をつけようかと腕を組み。 「あ、そうだ。これ私とお母さんの手作り。片付けしたあとにでも一緒に食べよ。」 ハッと思い出したように小さな紙袋を広げ、中身が見えるように差し出して少し得意げに手作りだと伝え。 )