"彼岸華"管理人 2017-05-26 01:45:16 |
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✾ 患者候補 ✾
奇病 / 涙星病
名前 / 水越 聖 ( ミナコシ セイ )
年齢 / 26
身長 / 190cm
容姿 / たれ気味の二重瞼の包む群青色の瞳にかかる髪は焦げ茶色をしており、いずれも生まれつきのもの。容姿には病気の症状など一切見られない。色白に加え、歩き回るにしても点滴を付けていなければならないなど、病弱そうに見られる。なお、淡い浅葱色の病衣を着用。
性格 / 口を開かなければ物腰穏やかなお兄さんなのだが、症状の影響で記憶が抜け始めている為、精神年齢は病棟で最も幼い。意味なくにこにこと笑顔を浮かべているが、実際のところ何を考えているのか自分ですら理解出来ていない。天然なのか馬鹿なのか、自身の身体が病に蝕まれていること、病棟にいる他の人間も含め奇病にかかっていることを全く理解しておらず、その証拠に星屑となった自身の涙を『 こんぺいとう 』と称して食したり、彼らの特殊な症状を見ては「 綺麗 」だの「 面白い 」だのと喜んでいる。感覚としては、何か変わったショーを見せられている気分なのだろうか。
備考 / 奇病が発症したのは中学二年生の頃。その後すぐに病棟へ入れられた。今となっては当時の記憶が無く自身から語らせる事は不可能だが、長らく世話になっている医者曰く、喚くこと無くただ静かに、星屑の涙をひたすら流し続けていたそう。生まれながらの高身長、落ち着いた風貌乍に、自身をコントロール出来ず院内の人間に世話をかける事もしばしば。記憶障害は治るどころか一向に酷くなり、遂にはその日交わした会話も、翌朝目が覚めると記憶から葬り去られてしまうまでのペースに。善悪の区別がつかず、時に狂気的な言動が垣間見られるが本人に自覚は全くない。心配や恐怖など精神が不安に駆られると、呂律が上手く回らなくなる。点滴と共にセットしてある袋は、涙の星屑の処理袋代わり。
絡み文 / ( ロルテも兼ねて )
___ あれェ、きれい… な、星?
( 空が、暗く染まってしまった。まるで地球ごと飲み込むような 大きな青い空は闇と化し、涙を垂らしたようにぽつりぽつりと浮かぶのは 毎晩のように決まって現れる星達で。月光に照らされながら、歩き慣れた病棟の廊下を覚束無い足取りで進む自身。また変な時間に目覚めてしまった、と 訳無くそこを彷徨いていると 、医者が閉め忘れたのだろうか、ひとつだけ開いた窓が目に飛び込んで来て。そこから外の空気を乗せて入ってきた風が優しく頬を撫でる。___と、途端に瞳から異物が流れ出した。正確には、透明な涙が頬を伝う際に異物となり、ごろごろと転がり落ちてゆき。駄目だ、拾わないと、また先生に怒られるぞ… 考えたこと全てをも流してしまう程の勢いで溢れ出す星屑に、いい加減嫌気すらさしていて。ちら、と窓の外を見やると。涙で滲む視界のせいだろうか、宙に浮かぶ星達も、手を伸ばせば届きそうな気がして。窓から身を乗り出しては 手をゆっくりと上にあげ、焦点が合った星を掴むような動作をして見せ。しかし当然ながら、何度掴んで手を広げてみても、夜闇の中光を放つ彼らを掴み取ることは出来ず。はぁ、と小さく漏らした溜息を合図にするように、再び視界が揺らめくのがわかる。星を掴めなかったから。だから 悲しくなって泣いただなんて、馬鹿げている。勿論理由など存在せずに、そこにあるのは 足元に鈴を鳴らしたような音を立てて転がる『 こんぺいとう 』だけで )
(/pf作成完了致しましたので、恐れながら提出させて頂きます。keep有難う御座いました!無神経かつ会話が通じないトリッキーな子となってしまったのですが、対人面、恋愛面など引けを取ってしまわないよう背後が試行錯誤致しますので、ご理解頂ければ幸いです。 その他不備等御座いましたらご指摘お願い致します! ロルに関しましては、先ほど言い忘れてしまい大変申し訳無いのですが、此方終止ロルや小説ロルを多く使ってしまう傾向がありまして…。勿論前提として確定ロルは回さぬようしておりますが、もし指定がありましたら仰って頂けると助かります。それではご検討お願い致します…!/一部誤りを発見しましたので再提出させて頂きます。)
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